【DIY】「ディアウォール」と「2x4 アジャスター」をプロの大工が比較したので感想と注意点をまとめました。

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コンバンハ、ぼく(@diy_or_die_)です。

 

嫁ちゃんにちょっとした壁の製作を頼まれたので、最近話題の「ディアウォール」と「2x4 アジャスター」使って比較してみました。

 

*2017年8月20日 更新*

 

 

なぜ比較してみるに至ったかと言うと、ホームセンターに材料調達に行ったら特設されたDIYコーナーに目的の「ディアウォール」とは別に、もう1種類の「2x4材で柱を立てる製品」が売ってるじゃないですか。

今回のDIYでは2x4材を4本使う予定なので、どうせなら両方買って比較してみよう、ってことで2種類購入しました。

 

「ディアウォール」と「2x4アジャスター」を比較

 

で、ぼくが買ったのはコチラ。

 

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市販のツーバイフォー材(断面寸38mmX89mm)にセットするだけ!
お部屋に合わせてコーディネイト自由自在!木質を活かしたドレスアップができる!
一般塗料で着色可能!マンション、アパート等の賃貸住宅やコンクリート壁、キズをつけたくない壁に!
ツーバイフォー材2本と専用棚受け具を使用することで飾り棚を作ることも可能です

( amazon より引用 )

 

まぁベーシックな、よく見かけるコレぞ「ザ・ディアウォール」ですね。

そして裏面がコチラ。

 

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ぼくが購入したホームセンターではワンセット980円でした。

ワンセットで2x4材を一本立てられます。

 

そしてもう1種類がコチラ。

 

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LABRICO(ラブリコ)シリーズ
賃貸向けDIY商品
女性やファミリーでも安全で気軽に取り付けができるオシャレな2×4材用突っ張りブラケット
上部アジャスターと下キャップのセットです
工具不要! ジャッキを回すだけで、2x4材をしっかり固定できます。
掃除機が当たっても倒れない! 突っ張り商品を手掛ける老舗メーカーが開発した、安全性の高い商品です。

( amazon より引用 )

 

コチラは「2x4 アジャスター」という製品です。

なんだかパッケージが洗礼されてて小洒落てますね。

これは購買意欲をそそられます。

 

そして裏面がコチラ。

 

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ちなみに3色ありますが、ぼくはブロンズをチョイスしました。

 

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こちらもワンセットで一本立てられます。

お値段はワンセット1280円で、こちらの方が若干割高でした。

 

WAKAI ディアウォール

 

まずはオーソドックスな「ディアウォール」から説明します。

 

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 こちらのベーシックなタイプは2×4材の上下に取り付けるパーツの片方にスプリングが内蔵されてるタイプです。

 

天井に接する2×4材上部にスプリング入りのパーツをはめ込み、天井にグイっと押し付けて下部分をスライドさせ固定します。

 

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パッケージの裏面に分かりやすい説明が載ってますね。

 

使用方法


1・取り付ける場所の天井の高さから45mm短くカットしたツーバイフォー材を用意します。


2・上パッド(ばね内蔵)をツーバイフォー材の天井側、下パッドを床側にかぶせ、天井隅方向に押し付け内蔵のばねを縮め、そのまま床側を隅まで移動します。(設置の際、下パッドがゆるくて脱落する場合は、隙間に紙等を挟み仮止めすると作業が簡単です)


3・柱を垂直に立てた後、手を離せば設置完了です。


4・設置後軽く揺さぶりをかけ、ぐらつきが大きい時は、天井等を損傷しない範囲で、付属のスペーサーを下パッド内に挿入してばねの力を調節してください。

 

(引用:ディアウォールパッケージ裏の商品説明欄より)

 

2×4材の長さは床〜天井までの高さからマイナス45mmカット推奨です。

 

やべぇ!短く切っちゃってなんかユルいかも!

 

って時には約2mmのスペーサーが2枚同封されているので、それをパーツの中に入れて2×4材をはめ込んで調整しながら使います。

 

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コレが約2mmのスペーサーです。

 

ぼくは自分でカットしましたが、今はだいたいのホームセンターに木材のカットサービスが併設されてると思うので、お店で切ってもらえば寸法の狂いはそんなに無いと思います。

セルフカットに自信がない方は是非利用してみてください。

 

そして設置した写真がコチラ。

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なるほどなるほど。

これは設置も簡単だから楽チンでイイですねぇ。

 

 LABLICO 2×4アジャスター

 

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続いてはコチラの説明。

 

 なんだかパッケージがオシャレですね。

よく見ると「グッドデザイン賞」ってロゴがあるし。

なるほど納得。

 

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こちらの「2×4アジャスター」も先の「ディアウォール」同様に2×4材の上下先端にカポっとはめるだけで簡単です。

で、2×4材の長さは床から天井までの寸法マイナス95mm推奨となっております。

 

そして使い方は、前述のとおり2×4材の上下先端にはめこんで設置したい場所に持って行き、片方のパーツに付いているジャッキをクルクル回してアジャスターを伸ばして固定します。

 

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コチラもパッケージの裏面に分かりやすい説明が載ってます。

ジャッキを回すと上キャップのアジャスターが伸縮して固定される、という仕組みです。

 

使用方法

 

1・取り付ける場所の天井の強度を確認し、天井の高さを測ります。天井の高さから95mm短い2×4材(※)を用意します。
  ※市販の2×4材(38×89mm)

 

2・本製品を、2×4材の両端に差し込みます。

 

3・取り付ける場所に2×4材を立てて、垂直を確認します。

 

4・調節ねじを上から見て時計回りに回し、天井を破損させないように、注意しながら圧着固定させてください。

 

出典:http://www.heianshindo.co.jp/labrico/adjuster/

 

そして並べて設置してみました。

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こちらも楽チンに設置できました。

 

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並べてみましたが、いかがでしょう?

 

「ディアウォール」と「2x4アジャスター」の共通点

 

まず先にも述べたように、どちらの製品も床と天井に対してスプリングまたはアジャスターによる圧力で固定される仕組みは同じですね。

 

そしてもう一つはパーツの天井と床に接する面に薄いクッション材が貼り付いています。

  

このクッション材で、上下のパーツを圧で天井と床に押し付けても傷つけることなく2×4材による柱が立てられるというわけですね。

我が家もそうですが、コレは賃貸住まいには嬉しい要素ですね。

賃貸でのDIYも捗りますよ。

 

「ディアウォール」と「2x4アジャスター」両方を使ってみた感想&比較

 

今回嫁ちゃんと一緒に設置作業してみましたが、どちらも難なく設置できたのでその点での差異はありませんでした。

 

製品としての優劣は無いものの、ただ一つだけ挙げるとするならば「ディアウォール」より「2x4アジャスター」の方が設置しやすかったな、と感じました。

 

というのも、「ディアウォール」の方は「天井に押し付けたところを基点として2x4材の下をスライドさせて固定する」というタイプなので、2x4材の長さ次第では垂直を出す時の微調整がちょっとやり辛いな、という感じ。

スプリングが内蔵された上部パーツを下げながら動かしたり、下部を動かす時は天井に押し上げながら動かしたりで人によってはちょっと大変かも。

 

垂直を出す時の写真

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ぼくはレーザーで垂直を出しましたが、この時のミリ単位の調整がなかなか大変で、2×4材の長さがキツ過ぎると厄介かも、って思いました。

 

片や「2x4アジャスター」は、床から天井までの長さマイナス95mmで2x4材をカットすると、設置したい場所に持っていったときに長さが2〜3mm短い感じだったので、上部パーツのジャッキを回す微調整だけで楽に2×4材を動かすことができ、垂直を出す&固定が比較的カンタンに感じました。

 

ぼくが使ってみて唯一違いを感じたのはこの点だけでした。

 

今回ボクはレーザー墨出し機で垂直を測りましたが、プロ用の工具は何かと高額なのでDIY初心者の方には「水平器」をオススメしています▼

 

 

値段も安いし使い方も簡単なので、これからDIYを始めたい!という方は持っておいたほうがいい道具の1つです。

水平器」という名前ですが「垂直」も測れますよ!

 

「ディアウォール」「2x4アジャスター」を設置するときの注意点

 

それでは次に、現職の大工が感じた「ここは気をつけたほうがいいな!」と思った注意点を挙げていきます。

 

注意点その1:セルフカットする場合、木材が長過ぎるとクロス(壁紙)や床を傷つけてしまう恐れあり

 

前述のとおり「2x4アジャスター」に関しては2×4材を床から天井までの長さマイナス95mmでカットすると設置場所に持っていったときに少しだけ余裕があります。

(ちなみにジャッキの調節幅は18mm前後なので、2x4材のセルフカットもそんなにシビアにならなくてよさそうです)

 

片や「ディアウォール」は推奨カット寸法がマイナス40mmですが、設置場所にはめ込むときに長さがキツいまま無理矢理押し込んだりするとクロス(壁紙)や床に擦り跡や傷が付いてしまう恐れがあるので注意しましょう。

 

どちらの製品も、上下に圧力がかかった状態で無理矢理動かすと傷がつくので気をつけてください。

 

注意点その2:2x4材を選ぶ時は反りや捻れに気をつけよう

 

ホームセンターで2×4材などの長い木材を購入するときの注意点としては、なるべく「反っていない真っ直ぐなモノ」を選ぶようにしましょう。

中には素人目にも分かるくらいにメチャクチャ反った材料が積んであったりするので注意が必要です。

 

仮に物凄く反った2×4材を使用すると「ディアウォール」や「2x4アジャスター」で立てた柱の真ん中辺りが奥に引っ込んでいたり、逆に出っ張ったりして、棚を備え付けたり壁を作るときに歪んでしまいます。

 

「ディアウォール」などの2×4材を使った柱の立て方は接続面が床と天井のみ、しかもスプリングによる上下への圧による固定方法なので、反った材料を押したり引いたりして前後に修正しようとするとパーツ自体も一緒に動いてしまうので、天井のクロスや床に傷をつけてしまう可能性もあるので気をつけてください。

 

 

「WAKAI」と「LABRICO」から2x4用の棚受けパーツも出てます

 

ぼくはまだ試してませんが、下記のような2x4材用の「棚受けパーツ」もあるみたいですね。

 

 

 

 そして「LABRICO」に関してはセット売りされているオンラインショップもあるみたいで、「棚受けパーツ」の詳しい取り付け方もそちらのページで解説されていました。

とても分かりやすい説明でしたので、購入を検討中でしたら一読をオススメします。

「柱セット」なる商品のようですが、ホームセンターでの材料調達や木材のセルフカットが難しい方にはうってつけのサービスですね。

ホームセンターと違って「木材の長さカット無料」みたいですし。 

▼▼▼

 

 

まとめ

 

ディアウォール」と「2x4アジャスター」、両方ともあまり力を使うこともなく数分で設置できるくらい簡単な作りだったので、DIY初心者の方にもオススメできる製品です。

あとはデザインの好みやお財布との相談でいいんじゃないかと。

パッケージの裏面にしっかりと使い方の説明が書いてありますので、その手順通りに使えば誰でも簡単に柱を立てられます。

 

今回は2×4材の柱を立てる2種類のパーツを比較してみましたが、ホームセンターのDIY特設コーナーにはまだまだたくさんの2×4材用パーツがラインナップされていたので、試したいパーツがあったらまた買ってみてレビューしたいと思います。

 

そして「ディアウォール」と「2x4アジャスター」で立てた柱を使ってオシャレな壁を作りました ▼

 

 

壁に使った木材のエイジング加工もよかったら参考にしてみてください▼

 

 

ではまた!

 

 

 

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