深夜のサービスエリア&パーキングエリアの異常なワクワク感。非日常を味わいたいなら高速道路に飛び乗れ!

このエントリーをはてなブックマークに追加

f:id:whochico:20170731184022j:plain

 

大人になった今でも、幼少期からずっと変わらず好きな場所がある。

 

そう。

それが深夜のサービスエリア、パーキングエリア。

 

深夜のサービスエリア&パーキングエリアの異常なワクワク感

 

ぼくにとって深夜のサービスエリア&パーキングエリア(以下SA、PA)は郷愁を感じる場所ナンバーワン。

もちろん昼間のSA、PAも大好きだが、記事タイトルにあえて「深夜」と入れ限定的にしたのには、キーワードとなる「郷愁」が大きく関係している。

 

童心に刻まれた真夜中のファンタジー

 

東京から800キロ以上も離れた祖父母の家に帰省するには、スムーズに行けたとしても最低でも8時間以上かかる計算。

ましてお盆や正月の帰省ラッシュに巻き込まれたとあっちゃあ何時間かかるか分かったもんじゃない。

なので我が家ではその渋滞になるべく巻き込まれないよう

 

21時頃出発

交通量の少ない夜中に距離を稼ぐ

翌日の朝方に目的地着

 

が定番のタイムテーブルとなっており、距離を稼いでいる最中の「深夜」には当然、運転手である父の仮眠を含めた「休憩時間」が組み込まれている。

運転手である父の仮眠を妨げないよう、母は幼いぼくら兄弟を連れ、深夜のSA・PAを目的もなく散策するのが帰省の恒例行事となっていた。

 

東京ではあまり見かけない食べ物の自動販売機、オレンジ色の灯り、トラックのアイドリング音、深夜特有の澄んだ空気。

そこには日中の忙しなく歩く人の姿と喧騒はなく、深い闇と静寂に包まれた幻想的な世界が広がっていた。

 

幼少期、夜中に起きていても親に怒られない状況はそれだけで非日常的であり、ましてやそんな時間帯に外を歩いているという事実が子供心に妙な万能感を与えてくれた。

 

そんな深夜のSA・PA散策は多感な幼少期の心に深く刻まれ、大人になった今もなお、定期的に当時を思い出しては「郷愁への欲求」を駆り立てる。

 

非日常とノスタルジーを感じたいなら深夜の高速道路に飛びのろう。SA・PAでのオススメな過ごし方を教えるよ

 

忙しない日常に疲れたら、夜中に高速道路に乗ってあてもなく走り、目的もなくSA・PAに立ち寄っての現実逃避も一興かと思います。

ということで、ここからはオススメの「SA・PAでの楽しみ方」をご紹介。

 

まずは散策しよう

 

お気に入りのSA・PAでの時間も楽しいけど、オススメしたいのはまだ立ち寄ったことのないSA・PAにあえて行ってみて冒険心をくすぐってみよう。

新規開拓はそれだけで新鮮味があるし、なにより深夜という時間帯がより一層のワクワク感を引き立ててくれる。

 

新規開拓」ということはつまり「未開の地

 

もちろん、そこにどんな風情のどんな施設があるか分からないので散策しがいがあるというものだ。

 

行ってみたらものすっごく寂れて薄ら寒い場所かもしれないし、リニューアルされて小綺麗になった施設かもしれない。

個人的には昨今の充実し過ぎた複合施設よりも、昔の情緒が残る寂れたSA・PAのほうがノスタルジーを感じるので好きなのだが、「行ったことのない場所に行って散策する」という目的なので、新しいか古いかはこの際どちらでもいい。

深夜という時間帯が結局どちらでも楽しませてくれるからだ。 

 

ホットスナック系の自販機で食事しよう

 

今でこそ24時間営業の食堂やコンビニなどが充実しているが、ここはやはりSA・PAの名物と言っても過言ではない「ホットスナック系自販機」で空腹を満たすことをオススメする。

 

 

ハッキリ言うと、この自販機で売っているホットスナックは

 

美味くはない。

 

何種類も食べてみたが、美味かった試しがない。

「不味い」わけではないが、例外なく総じて「美味くはない」。

 

しかし、その「美味くはないホットスナック」がSA・PAの隠れた名物でもあり、マニアックな根強いファンも一定数存在する事実がある。

 

 

 

もちろんボクもそのマニアックなファンの1人なので、未開の地で運良く巡り会うことができたなら必ず食すことにしている。

 

何度も言うが、本当に美味くないのになぜ割高な料金を払ってわざわざそんなモノを食べるのかと問われれば、

 

美味くないけど美味いから

 

としか答えようがない。

強い思い出補正が味覚に影響して、そう感じさせるのだろう。

 

腹を満たしたら「車中泊」でそこに寝る

 

散策も終わり、空腹を満たしたらあとは寝るだけ。

車中泊」でそのままそこに寝てしまいましょう。

 

この「SA・PAでの車中泊」こそがぼくにとっての現実離れした非日常を味わうための醍醐味であり、幼少期の思い出に最も浸ることができるノスタルジーな時間を演出してくれるシチュエーションなのである。

 

前述の通り、父の仮眠を邪魔するまいと深夜の散策に出かけたはいいが、なかなか目覚めない場合はさすがにみんな眠くなるもので、そんなときは家族団らん、狭い車内で肩よせあって眠った思い出。

自分の年齢が当時の父と近くなってきたこともあり、色んなことに想いを馳せながら眠りにつく幸せな時間なのだ。

 

 

 まとめ

 

これがぼくにとっての最も手っ取り早く「非日常」を味わえる方法であり、大人になると見失いがちな、幼き日の「童心」に帰ることができる数少ない方法の一つである。

 

ぼくと似たような家族旅行の思い出があるなら、きっと今でもSA・PAを楽しむことができると断言する。

 

忙しない毎日に疲れたら是非、深夜の高速道路に向かってみてほしい。

きっと、あの頃の笑顔が待ってるに違いない。